十七日の祭日と十八日の日曜の二日間にわたって東京鉄道局では目下紅葉の見頃である軽井沢、日光、長瀞、筑波、塩原、那須、上越方面へ臨時観光列車を運転し、二日続きの休日を利用して行く人々の便宜を計る事になり、軽井沢行きは午前七時四十五分の一回、上越線水上行きは二回、筑波行きは午前八時十分、長瀞行きは午前七時五分の各一回、塩原那須方面には明十六日の晩十一時五十分と翌朝七時十八分の二回ずつ、各々上野駅より発車させる事になった。右列車は各二割引きの往復切符を発売する。なお現在各名所地の紅葉の状態は左の通りである。(上野駅調べ)
赤城山五分▲塩原那須方面三分▲長瀞二分▲筑波山一分▲四万四分▲奥利根二分▲中禅寺二分▲榛名山三分▲富士五湖二分▲奥多摩一分▲奥秩父三分▲箱根〇分
※東京朝日新聞昭和六年十月十六日朝刊

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