満洲事変関連のこと
満洲事変 撤兵か脱退か 我が対聯盟関係急迫 重大危局に直面す 1931/10/19
重臣御前会議召集は決定的
去る十六日アメリカ代表ギルバート氏がオブザーバーとして理事会に出席して以来の聯盟理事会の雰囲気は漸次「日本は先ず撤兵せよ」というに歩調を合わせ進みつつあるので理事会の態度は今日の処日本の撤兵問題に集中されつ...
満洲事変 再度の反対を押切り 終に米国招請状発送 1931/10/17
法的理由未解決の間はあくまで反対 芳澤大使の声明
【ジュネーブ十六日発電通】本日午前十時開会の聯盟理事会は直ちに米国に対する招請状の成文に就き審議会を開いたが芳澤代表は起って、
昨日の理事会において日本が反対投票をなしたのは何...
満洲事変 米国代表参加 極力防止せよ 芳澤大使に訓電 1931/10/16
米国オブザーバーの国際聯盟理事会参加問題に関する芳澤大使の請訓は十五日午後外務省に到達したが、外務省では直ちに芳澤大使には米国オブザーバー参加を防止するに努力せよとの回訓を発すると同時に出淵在米大使にあてて日本政府は本問題につき特に米国オ...
満洲事変 山海関方面漸次険悪 駐屯軍に重要訓令 1931/10/15
我が一中隊三万の支那兵と対峙 万一に備え手配整備
山海関、秦皇島方面における事態はすこぶる危機をはらんでいるので何時日支両軍の衝突を見るかもしれぬので南陸相並びに金谷参謀総長は香椎北支那駐屯軍司令官に対し慎重善処すべき旨を訓電してあ...
満洲事変 日支の主張完全に背馳 聯盟解決の目算なし 1931/10/15
昨日の秘密会も無結果に終り 理事会事実上停頓す
【ジュネーブ十四日発聯合】十三日の公開会議を経た後の本日の聯盟理事会は事実上の停頓状態である。ブリアン議長がホテルに各国理事を招集して私的会合を行った結果宛然ホテル外交から始まったかの...
満洲事変 醜状を顧みよ、支那! 日本は正道を行く 1931/10/14
遠東雑誌社長リー氏の痛論
上海発行の「遠東雑誌」(ファー・イースタン・レヴュウ)社長兼主筆ジョージ・ブロンソン・リー氏は十一日来朝、外務省その他実業家等を歴訪し、満洲事変に対する日本側の代表意見をただすため一週間東京に滞在の予定であ...
満洲事変 三国干渉の歴史から 芳澤代表堂々力説 満洲事変の真相を関知せぬ欧洲人に絶好の教訓
【ジュネーブ十三日発聯合】(昼)休憩後の理事会は休憩前に比し緊張とまでゆかずともさらに重苦しい空気のうちに午後三時四十五分再開された。この会議に日本の立場を宣明すべき重大使命を負う日本代表芳澤大使はまず、理事会議長レルー氏の電報に対する日...
満洲事変 日本に戦争中止の公式保障を要求せん
聯盟理事会直前の五国会議に ブリアン外相が提議
【ジュネーブ十三日発聯合】正午よりの聯盟理事会に先立ち満洲事変を討議すべき英、仏、独、伊、西の五カ国特別委員会は本日午前十時より開会された。会議は目下フランス代表アリスチード・ブリアン...
満洲事変 張学良氏漸く下野を決意
【奉天特派員十二日発】張学良氏と特殊の関係に置かれて居る某有力者の北平よりの帰来談によれば張学良氏は満洲事変の結果、今や奉天帰来絶望となり北支那各軍閥の打倒学良気分横溢しいつ大乱突発するやも測られぬ形勢となった折柄極度の財政難に陥り、その...
満洲事変 下野か国交断絶か 絶対絶命の蒋氏
理事会の成行に最後の望み
【南京特派員十一日発】支那側は日本軍の錦州爆弾投下軍艦増派で激昂、日本側も各地の排日益々悪化し在留邦人が続いて引き揚げつつある情勢、宜昌における我海軍集会所が焼討等の事件によりすこぶる憤慨しているからいつ如...