法的理由未解決の間はあくまで反対 芳澤大使の声明
【ジュネーブ十六日発電通】本日午前十時開会の聯盟理事会は直ちに米国に対する招請状の成文に就き審議会を開いたが芳澤代表は起って、
昨日の理事会において日本が反対投票をなしたのは何等政治的理由に依るにあらず全く聯盟の憲法的理由に依ったものである。従って我等のこの法律的反対理由が先ず解決せられるにあらざれば、余はあくまで米国代表の理事会出席に対し日本の反対を持続する外はないと重ねて反対意見を表明したが、議長ブリアン氏は又も日本のこの法律的反対を押し切り「招請状は米国に対し発送せらるべし」と宣し愈よ正式招請状発送の手続きをとることとなった。
※讀賣新聞昭和六年十月十七日朝刊

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