内台連絡試験飛行日日割決定 昭和六年九月二十四日

【郵便物は普通料金】

日本航空輸送会社の内地台湾連絡定期航空路開発の第一回試験飛行は愈よ左の日程により決行される事に確定した。
【往航】十月四日福岡発台北着フォッカー三発陸上機、五日福岡発淡水着ドルニエー飛行艇
【復航】十月九日淡水発福岡着ドルニエー飛行艇、十日台北発福岡着フォッカー三発陸上機
右試験飛行に際して逓信省では各機往復とも、郵便物を搭載する事になったが右取扱い郵便物は普通手紙(第一種)と葉書(第二種)航空郵便(書留と価格表記航空小包を除く)の三種で今回の試験飛行に限り航空郵便料を課せず只表面に「台湾飛行」と朱書きして飛行機輸送の希望を表明したものは普通料金のままで輸送されるが、右飛行郵便の取扱い局は、東京府内、横浜、名古屋、大阪、神戸、下関各市、福岡県下の一、二等郵便局に限り、宛先は台湾全島である。

讀賣新聞昭和六年九月二十四日朝刊

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