奉軍満鉄線を爆破

日支両軍戦端を開く 我鉄道守備隊応戦す

【奉天十八日発至急報電通】本日午後十時三十分奉天駐在の我鉄道守備隊と北大営の東北陸軍第一旅の兵と衝突目下激戦中である。

我軍北大営の兵営占領

【奉天十八日発至急報電通】本日午後十時半我軍北大営の西北において暴戻なる支那兵が満鉄線を爆破し我が守備兵を襲撃したので我が守備隊は時を移さずこれに応戦し、大砲をもって北大営の支那兵を砲撃し北大営の一部を占領した。

【奉天十八日発聯合】続いて十八日夜十一時二十分独立守備隊は全力をあげて北大営を攻撃し駐在二十九聯隊は友軍の危機を救う目的で商う地内の支那兵を掃討すべく攻撃中である。目下砲声折々全市を震動しつつある。

奉天城を攻撃を開始

【奉天十八日発至急報電通】我軍は奉天城に向って砲撃を開始した(午後十二時)

駐在二十九聯隊出動

【奉天十八日発至急報電通】北大営(奉天北方三マイル)における日支両軍の激戦はなお盛んに続けられている。奉天駐在の第二十九聯隊および鉄道守備の独立守備隊第二大隊は総動員し出来るだけ勢力を割いて午後十一時応援に向った。

【奉天十八日発至急報電通】日支両軍衝突のため奉天駐在の第二十九聯隊および独立守備隊は左の如く各部署についた。
一、奉天駐在◯◯個中隊は支那北大営兵営攻撃
二、駐在隊は稲見中佐引率の下に付属地の治安維持に当たる
三、第二十九聯隊は友軍援助のため商埠地における支那兵を掃討する

※東京朝日新聞昭和六年九月十九日朝刊

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